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あさり

■貝類の中で第1位の生産量を誇り、潮干狩りの対象としても有名な「あさり」は、東京湾・伊勢湾・三河湾・瀬戸内海・有明海・八代湾などが主産地で、12月から4月頃までが美味しい旬とされています。淡水が流入してやや塩分濃度の低い砂泥質の海底の深さ5cmくらいの所に埋没しており、色彩・斑紋はさまざまですが、貝殻の少し黒ずんだものが美味しいようです。二枚貝にはグリコーゲンと有機酸、とくにコハク酸が多量に含まれ、これが特有の味・食感をもたらしているのですが、旬の時期にはこれらが増加し旨みが増します。旬を過ぎた産卵期に入るとこれらは減少し、味が落ちてしまいます。
どこの海岸にも無尽蔵にあさりがいたのは昔の話で、いまや高級品となってしまいました。昔は浦安から千葉にかけてもたくさん採れていましたが、今は埋め立てなどにより殆ど採れなくなってしまいました。また、稚貝を採集し、これを生育に適した海底にまきつける養殖を行なっているところもあります。東京近在の産地で有名な九十九里産は、貝殻が厚く目方をとられてしまうので一等品扱いをされていません。「あさり」は、殻付きでは殻を固く閉じ水に入れると水管を出すもの、むき身では弾力・つや・海のにおいのあるものが良いとされています。加賀屋では味はもちろん、鮮度・大きさ・つや・弾力と申し分のない、三河産の最高級あさりを毎日仕入れ、販売しています。なお、毎週木曜日は「あさりの特売」も行なっております。新鮮で美味しい加賀屋の大粒あさりを、お味噌汁・スパゲッティ・炊き込みごはん・ピラフなどで是非ご賞味ください。
■栄養と特徴
「あさり」は、タンパク質は魚肉の半量程度しかなく脂質含量も低いことから、一般的には栄養価は低いように見られがちです。しかし、鉄分に加え、貧血と関係の深いビタミンB12が非常に多く、貧血気味の人や低血圧の人、妊産婦には最適の食品と言えます。ビタミンB12は肝臓の働きを活発にするためにも欠かせません。また、体内の余分な水分を取り利尿を促すとされ、体の中にできたしこりを散らしたり、虚弱体質を改善したり、腰痛を緩和したりする効果もあるとされています。
■砂を吐かせる(砂抜き)
砂を吐かせるためには召し上がる前の夜に塩水に入れます。塩の分量は、水2リットルに対して塩一握りぐらいが適当です。あまり塩分が強いと脱水症状を起こして死んでしまうので、塩分は薄めにすると良いでしょう。また、水温が冷たすぎても砂を吐きません。「砂抜き」として売られているものでも上手く抜けきれていないものもありますので、もう1度薄い塩水につけてから召し上がるほうが良いでしょう。また、火を通す前にあさりを大きくかき回すと、あさりの目が回り身離れが良くなります。
■あさりのワイン蒸し
貧血気味の人や、肝臓の調子が心配な酒飲みの人に! <カロリー(1人分) 113カロリー>
<材料(4人分)>
あさり殻付き600g、長ねぎ1/2本、にんにく1片、バター大さじ2、白ワイン1/2カップ、塩・コショウ少々、パセリ少々
<作り方>
@あさりの砂を吐かせて、きれいに洗います。
A長ねぎ、にんにくをみじん切りにします。
B厚手の鍋にバターを溶かして、Aを香りよく炒め、@を入れて大きく3〜4回混ぜ、白ワインをふってふたをします。貝が口を開いたら塩・コショウをし、パセリのみじん切りをふりかけてひと炒めしたら出来上がり。
加熱しすぎると身がやせて固くなり、旨みも半減します。調理の際は短時間の加熱を心がけてください。
この他、あさりのエキスたっぷりの「深川飯」もおすすめです。
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