■新緑の季節、「梅雨」の足音が聞こえ始める頃、1年に1度の「梅」の季節がやって来ます。近年、高まる健康志向にも後押しされ、梅製品の人気が高まっています。梅干の中に含まれる「クエン酸」には、人体エネルギーの増強、血液の酸性中和・アルカリ性を保つ効果があります。ノーベル生理学賞を受賞した「クレプスのクエン酸サイクル」では、梅干が動脈硬化・高血圧・脳出血予防・肝臓強化・疲労回復・殺菌・老化防止などに優れた薬理的効果のある事が証明されています。特に、婦人の美容と健康に、スポーツ選手や車を運転する人の反射神経を俊敏にする優れた効果があります。
■青梅
一般的に「青梅」の呼称で販売されるものには、「和歌山県産」に始まり、「神奈川県産」「群馬県産」のものが多く、品種としては、果皮が淡黄緑色で果肉が緻密で繊維の少ない「白加賀」や、果皮が鮮やかな緑色の「古城」などがある。加賀屋では、梅酒や梅ジュースに適した青梅を、果肉の厚い大粒な物を取り揃えて販売しています。

■南高梅
南高梅は果皮が鮮やかな黄紅色で、主に紀州(和歌山県)産です。梅酒・梅ジュース・梅干・しそ漬けと、いろいろと楽しめる南高梅を、加賀屋では、香りの良い特に大粒な物を販売しています。果皮が濃緑色の物は梅酒に、少し赤みが差してきた物は梅ジュースに、黄色く熟して赤みが差したものは梅干に適しています。
■小梅
梅干やしそ漬けに加工する小梅は紀州(和歌山県)産を販売します。産地が限られるので、出回る時期も短めです。
■梅酒の作り方
材料
梅1Kg、氷砂糖500g(はちみつなら2カップ)、ホワイトリカー1.8L
作り方
1、梅は粒のそろった傷のないものを選びます。水洗いをし、一粒づつ水気をよく拭き取りビンに入れます。
2、その上に氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぎ密閉し、冷暗所に保存します。
3、飲めるようになるのは1〜3ヶ月後で、飲み頃は6ヶ月〜1年位です。
ストレート・水割り・ソーダ割りなどでお楽しみください。
■梅ジュースの作り方
材料
梅1Kg、砂糖700g
作り方
1、梅を冷凍庫に24時間入れておきます。
2、砂糖と梅をビンに入れ密閉します。
3、約10日でジュースが出来上がります。
保存する場合には、80℃のお湯で約15分間湯煎し、加熱殺菌をしてから冷蔵庫で保存してください。
■白梅干の作り方
材料
小梅または南高梅1Kg、塩180g
作り方
1、梅を水洗いして水気をよく拭き取り、梅と塩を交互に入れて重しをします。
この時、塩は上部に多く入れるようにしてください。
2、約20日で梅酢液が完全に出るので、梅を取り出し、天気の良い日に3日程度天日干しにします。
3、出来上がったら、つぼかビンで保存してください。
残った梅酢液はしそ漬けや、食酢としても使えます。
■しそ漬けの作り方
材料
塩漬けされた梅1Kg、もみしそ500g
作り方
1、20日間塩漬けされた梅ともみしそを交互に入れます。
赤じそをお使いの場合は少量の塩をまぶして揉んでから、きつくしぼってアクを抜いてください。
2、梅酢を充分につかる位まで入れ漬け込みます。
3、約1ヶ月で薄紅の美しく、香り豊かなしそ漬けが出来上がります。
干した物がお好みの場合は、色が付いた後に3日程度天日干しにするとしそ漬干になります。
■小梅のピクルス
材料
未熟の小梅500g、粗塩50g、焼酎小さじ1、漬け汁(酢500cc、砂糖180g、クローブ少々、八角少々、薄切りニンニク1片、種を取った赤唐辛子1本)
作り方
小梅はたっぷりの水で2時間アク抜きし、竹串でへたを取る。水気を拭いてボウルに入れ焼酎と塩をまぜる。転がすように揉んだら1時間おき、ざるにあけて汁気を切る。
漬け汁の材料をほうろう鍋に入れて火にかけ、沸騰して砂糖が溶けたら冷ます。ビンに小梅を入れ、上をガーゼで覆ってから漬け汁を注ぐ。冷暗所において1週間くらいで出来上がり。
■青梅のビン漬け
材料
青梅1Kg,粗塩150g、焼酎大さじ2
作り方
梅は水洗いして、たっぷりの水で6時間アクを抜く。へたを取り水気をよく拭く。梅のくぼみに沿って一回り包丁を入れる。ボウルに梅を入れ焼酎をふる。塩を加えて全体にまぶし、塩ごと保存ビンに入れる。1ヶ月は、1日に何回かビンを振って塩をなじませる。1ヶ月たったら適当な容器に移し、2ヶ月冷蔵庫で保存する。
■青梅のジャム
材料
青梅1Kg、砂糖800g
作り方
梅は洗ってからへたを取る。ほうろう鍋に梅とたっぷりの水を入れ中火にかける。途中、手で混ぜながらゆでて、熱くなったら水を取り替える。2〜3回繰り返した後、竹串が通るぐらいまでやわらかく煮る。ざるにあけて冷まし、種を取り除く。果肉はステンレスの包丁でたたく。
梅を鍋に入れ、砂糖を200g加え中火にかける。鍋底をこするように混ぜて8分ほど煮る。残りの砂糖を3回に分けて加え、それぞれ5分づつ煮る。熱いうちに小ビンに入れてラップをかぶせてふたをする。
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